ジャパ・ベトナムとは
ジャパ・ベトナムは、JApanese group of Private Assistance to VIETNAM(日本ベトナム民間支援グループ)です。
ベトナム市民の草の根自立プロジェクトを支援するため、1990年に生まれた市民団体で、
創立以来、33年の間、約1億円の支援金をベトナムのプロジェクトに支援してきました。
支援の歴史と経緯
1986年から始まった「ドイモイ」ベトナム新政策によって、国家は経済開放を決定し、海外との国際関係を積極的に始めていました。日本とベトナムとの間にも早いペースで国交が正常化されました。
1990年、東京のイエズス会社会司牧センターは、ベトナムの新しい状況を見て、元ベトナム滞在のイエズス会宣教師を香港からベトナムに派遣し、海外からの民間協力の可能性を調べました。
その結果を受けて、イエズス会社会司牧センターの安藤勇神父がベトナムに出発しました。
安藤神父は強制労働地区だったベトナムのクチにあるカトリック教会の共同体30人が住んでいた場所に案内されました。
そこには故 石本曉美さんという日本人のプロ写真家が滞在していました。(石本さんはユネスコのベトナム寺院の写真プロジェクトを終えたばかりでした)
クチ共同体のメンバーは安藤神父に石本さんを紹介しました。
その1ヶ月後、東京の社会司牧センターに石本さんが安藤神父を訪ねてきました。

ベトナムで多くの方々に大変お世話になりました。
どうすれば皆さんに恩返しできるでしょうか?
私一人では何をすれば良いのかわからないので悩んでいます。

社会司牧センターはベトナムで支援のプログラムを考えていますが、人材もお金も持っていないので、同じ悩みを持っています。
一緒に協力してベトナムで支援できるグループをつくりませんか?
そこから、ジャパ・ベトナムが誕生しました。